<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>
<rss version="0.91">
  <channel>
    <title>リッこら</title>
    <description>Re:ALL製作委員会は一枚岩ではありません。日々委員どうしが小首を傾げ合いながら  冊子を作っています。彼らは一枚岩というよりはむしろ、ガラクタの山のようです。どんなガラクタが埋まっているのか。とにかく委員それぞれが好きなものを書きたいということで始めたコラム、気が向いたら読んでやって下さい。ひょっとしたら、使えるガラクタがあるかもしれません。</description>
    <link>https://reallcolumn.ko-me.com/</link>
    <language>ja</language>
    <copyright>Copyright (C) NINJATOOLS ALL RIGHTS RESERVED.</copyright>

    <item>
      <title>食べ放題</title>
      <description>&lt;div style=&quot;text-align: left;&quot;&gt;先日、大学の先輩たちと一緒に、スイーツの食べ放題に行った。店内は、色とりどりのフルーツやクリームで飾り付けられたケーキ、タルト、ムースやゼリーが並べられていて、大変食指が動く景観になっていた。先輩たちは、そのよりどりみどりのケーキをこれまたとても見栄えよく美しく盛り付けていた。その横で、山盛りのケーキの皿を手にした一人の学生がいた。&lt;br /&gt;
誰であろう。―― そう、この私である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
先輩の盛り付けたお手本のような皿とは対照的に、私の皿には、所せましとケーキが積んであった。配色や置き方などまるで考えない。ありとあらゆる種類のケーキが小さい皿の上に乗せられるだけ、乗せられていた。先輩のプレートがレストランで出される見本のようなものなら、私のはさしずめヴァイキングの酒場で出される料理といったところか。まさにワイルド。女子会に似付かわしくないプレートであった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
これは最近言われて気づいたのだが、私は見かけによらず、食べるほうであるらしい。だが、何も毎食、大食漢のように食べるのではなく、それは食べ放題限定での話だ。食べ放題の楽しみ方は人それぞれであるが、元を取ることにこそ重点を置くべき、というのが私の持論であって、長話をしながら食べるなど、言語道断なことなのだ。昔読んでいた少女マンガの主人公が、食べ物は胃に入ればなんでも同じだと言っていた。全くもって同意見である。だから、食べ放題でのルールもいくつか持っている。（お腹を締め付けない服を着ていくこと、水分はあまりたくさん取らないこと、等々）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
だが、何度も言うが、楽しみ方は人それぞれなので私の考えを強制するものでは決してない。先の女子会で、近くに座っていた同級生でメロンソーダを持ってきた女子がいた。食べ放題で甘いものを飲むこと自体を敬遠する私にとって、加えて炭酸を持ってくるなんてもっての外だ。――食べ放題で炭酸はありえない&amp;hellip;！つい本音がこぼれてしまった途端、ちょうど帰ってきた先輩の手にも、あの無駄にお腹がいっぱいになる緑の炭酸水があった。慌てて弁解した。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;/div&gt;</description> 
      <link>https://reallcolumn.ko-me.com/%E6%9C%AA%E9%81%B8%E6%8A%9E/%E9%A3%9F%E3%81%B9%E6%94%BE%E9%A1%8C</link> 
    </item>
    <item>
      <title>Working！！</title>
      <description>&lt;div style=&quot;text-align: left;&quot;&gt;コラムである。以前先輩が書いたものを参考にして書いたらいいよ、といわれたのでぽちぽちと読んでいたのだが、読めば読むほどこんな面白いものが書けるか！という思いが募る一方で迷走しまくりである。迷走し続けた結果締め切りまであと１時間である。さあ、どうしよう。そんな逼迫した状況で書かれたこのコラムであるが、何とぞ生ぬるい目で見守っていただきたい。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
いろいろと悩んだ結果、今回は私の人生初のアルバイトについてでもお話ししようかと思う。私は大学付近の某飲食店でバイトをしている。それも入学前の3月の半ばから働き始めるという社畜意識の高さである。なんでそんなことになったのか。新入生がよく発症する３月４月は意識高くなりがち病のせいだった気がする。というか絶対そいつのせいだ。私が今、日本語禁止の英語の授業に苦しんでいるのも確実にそいつの（以下略&lt;br /&gt;
ともかく私はそこで働いている。ランチタイムは巣を突然ほじくり返された蟻にも勝るめまぐるしさだし、研修時給（最低賃金なにそれ）は期限未定だし、なにかと世の中甘くないな、と実感させてくれるこのバイト。なにゆえこの温室育ちの小娘がまだ続けていられるのかといえば、理由はこの一言に尽きるだろう。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
まかないがおいしい。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
いや、他にもたくさんいいところはある。きっとあるはずだ。あるといいなあ。何にせよ、まかないが豪華でおいしいのが最大の魅力であることは確か。ふわとろオムライスやら、特大サイズのとんかつやら、焼きたてのピザやら、刺身のカルパッチョやら。商品として出せば一食で軽く私の時給が吹き飛びそうなメニューばかりだ。昼のまかないは15分で全て食べ切らねばならないという過酷な条件付きだが、その15分で幸せを噛み締めるのが昼シフトの日の日課になっていた。&lt;br /&gt;
対照的に夜シフトの時は仕事が終わってからなので大分ゆとりがあるこのまかないタイム。宴会のような状態で数時間喋っていることもざらだった。そのためか、バイト同士や店長との距離は近めで、学校生活の話なんかもよくしている。それ自体は私も楽しいし、いいことだと思うのだ。ただ一つ、店長が顔を合わすたびに「彼氏できた？」と聞いてくること以外は。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
少し話は変わるが、この総体的にみれば幸せといえるこのバイトにも問題はある。それはなんといっても人員不足だ。ホールがバイト一人と店長だけということもよくあるし、週に２、３回は「明日誰かシフト入って(&amp;gt;_&amp;lt;)」という切実なメールが店長から届く。この緊急事態に私も協力するべく、バイトを探していた友人を何人か引きずり込も&amp;hellip;&amp;hellip;楽しいバイトの仲間にしようと画策したのだがあえなく失敗。就活メンバーもそろそろ抜け始める時期で人出不足に拍車がかかる一方である。&lt;br /&gt;
つまるところ、何が言いたいかというと、&lt;br /&gt;
「バイト募集してます。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
平田桜子　&lt;/div&gt;</description> 
      <link>https://reallcolumn.ko-me.com/%E6%9C%AA%E9%81%B8%E6%8A%9E/working%EF%BC%81%EF%BC%81</link> 
    </item>
    <item>
      <title>家電量販店でアルバイトしている大学生</title>
      <description>&lt;div style=&quot;text-align: left;&quot;&gt;&lt;div style=&quot;text-align: left;&quot;&gt;読者の皆さんにまず、お聞きしたい。&lt;br /&gt;
「家電量販店でバイトしたこと、あります？」&lt;br /&gt;
まあ、多くの人が「てか、そもそも家電量販店で大学生が働けるのか？」とお思いになるでしょう。わたしもその一人でございました。バイト情報サイトで家電量販店の募集を見つけたときの衝撃というと言い過ぎになる驚きを今もなんとなく思い出せます。しかし、時給が高かった！それを決め手に応募したわたし。初月から時給１４００円だよ！応募するしかないでしょ！そして、面接に関するメールが届き、またもや驚いたわたし。面接の方法に〈スカイプ〉の文字があったのです！もちろん、直接、自分が出向いての面接もありましたが、その家電量販店の本社にまで行かねばならず、遠いし行く時間もなかったわたしはスカイプ面接に挑戦することと相成りました。ワイシャツにスーツの上着（下はジーパン）でスカイプ面接に臨んだわたし。順調に進んでいったが、そこで衝撃の事実を知る。それは「時給変動制」だということ。三か月に一度、時給が見直されるんだと。それについてどう思うかを質問されたので、「（えーーーーーーーー）学生のうちから能力があれば評価されることはいいことだと思います。」と答えました。その後、無事採用され、現在わたしは家電量販店で働く大学生というマイノリティーに属しております。&lt;br /&gt;
ここで、家電量販店で働く上で大事なことを一つ。それは、メモをとること！！&lt;br /&gt;
これは他のアルバイトでも同じだと思います。教わったことはもちろん、先輩の接客を見て「いいな」と思ったことをメモします。というか、しないと注意されるので、習慣になりつつあります。（まだ習慣になっていないわたしはダメダメですな、でも働き始めて一か月だし、これからだよね(&amp;acute;▽｀*)）&lt;br /&gt;
ここからは、家電量販店でどのような経験をわたしがしているかについてお伝えしていこうと思います。勤務初日は身だしなみや言葉づかいなど勤務の仕方についてのビデオをひたすら観て終わりました。ビデオのあとに確認テストがありますが、お茶の子さいさいですよ。二日目からは実際に売り場に出て、まずレジの使い方を教わり、すぐにお客様のお会計をまかされます。このときは緊張しましたが、近くに先輩がいてくれるので、わからないことはすぐ聞けました。レジの扱いに慣れたら、次はいよいよ、商品の特徴、スペックや商品説明の仕方を教わります。そして、先輩の後ろにくっついて色々学ぶわけですよ。お客様への話しかけ方とか、わかりやすい説明の進め方とか、本当に色々ですよ。ずっとメモです。&lt;br /&gt;
ここまでを読んでいただくと、「覚えることが多くて大変そう」とお思いになるでしょうが、そんなことはございません。確かに、覚えることはたくさんですが、わたしは大学に行ってからの勤務なので、夕方から閉店までの時間に働くことになり、平日だと特にお客さんはそんなに来ないし、それに加えて、わたしはまだ新人なので、できることも限られ、先輩や上司に見守られているため、非常に働きやすいです。（先輩、本当にありがとうございます。あなたの存在がどれだけ心強いか！）また、シフトもかなり融通が利きますよ！ねっ、いいでしょ！ただ、世間が夏休みなどの長期休暇に入ると、めちゃくちゃ忙しくなるそうなので、現在わたしは夏がくるのが怖いです&amp;hellip;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　土屋　茜&lt;/div&gt;&lt;/div&gt;</description> 
      <link>https://reallcolumn.ko-me.com/%E6%9C%AA%E9%81%B8%E6%8A%9E/%E5%AE%B6%E9%9B%BB%E9%87%8F%E8%B2%A9%E5%BA%97%E3%81%A7%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%90%E3%82%A4%E3%83%88%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E7%94%9F</link> 
    </item>
    <item>
      <title>どんなことにも熱くなれよぉ！</title>
      <description>&lt;div style=&quot;text-align: left;&quot;&gt;&lt;div style=&quot;text-align: left;&quot;&gt;&lt;div style=&quot;text-align: left;&quot;&gt;　今回何を書こうかと考えた時、つい最近合格体験記なるものを書いたことを思い出したので、高校時代に私がやらかしたことでも記そうと思う。&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
　高３の時のことである。受験もいよいよ今冬に迫り、浮かれている余裕がなくなってきた頃、私は友人たちと盛り上がっていることがあった。&lt;br /&gt;
　先生でやくざパロ。&lt;br /&gt;
　受験期といっても、精神安定剤（笑）が必要であった私は、身近なもので代用できないかと考えていた。そこで思いついたのは、当時私たちが心の中に持っていた「推しセン」だった。私たちの授業を担当されていた先生たちは、ほぼ中年男性でイケメンとまではいかなかったのだが、「キャー、イケオジー！」と私たちは勝手に盛り上がっていた。さながらアイドルファンの如く、好みの先生を慕っていたものである。授業中の雑談も聞きもらすことなくメモして&amp;hellip;&amp;hellip;おっと、誰か来たようだ。&lt;br /&gt;
　それから、私たちは彼らの関係性に目をつけた。なにしろF先生（ヘタレ童顔の男性）と私の推しセンであったO先生（長身痩躯の壮年男性）の仲の良さったらそりゃあもう。おまけに、やくざ似の先生がいたため、私の思考回路は目まぐるしく稼働した。&lt;br /&gt;
「T先生を頭にして、F先生若旦那にしてさ、それでO先生をその世話役というか右腕にして。で、S先生はそのライバルと対立してる組長とか（以下略）」&lt;br /&gt;
　私と友人はその時、熱い握手を交わした。同志誕生の瞬間である。瞬く間に、私と友人の間で設定は拡大を続け、お世話になっている先生で組織図は完成した。舞台設定として、まず裏社会を牛耳る魔王的存在、Y（CV：校長）が、二つの組に「君たちが先生になれば面白いと思うんだー」という無理難題を押し付け、私立高校建てちゃったよという話。無茶である。いいんです、受験生だもの。精神の支えは必要である。なんと言っても、会いに行けるアイドル、教えを請いに行けるアイドルなのである。教室の前列に座れば、目が合う、距離も近い、指される可能性も高まる、名前だって憶えられる&amp;hellip;&amp;hellip;なんと魅力的だろう。学校に通えることが、毎日楽しくなるではないか。反対意見は認めない。嘘です。&lt;br /&gt;
　しかし、私はここで終わらない。部活で小説を書くことになっていた私は、決意した。やるしかないと。私は先生たちで有終の美を飾るのだ、と。&lt;br /&gt;
　書き上げた瞬間の達成感は、とても言葉では表現できないものがあった。先生の雑談ネタを作中に散りばめたり、ある先生は作中でほぼ別人になったり、後半戦闘シーンがメインとなったりしたが、問題ない。私はやりきったのだ。&lt;br /&gt;
　その後、その小説を事情を知っているクラスメイトに見せたり、モデルとなった先生本人に見せ予想外の反響をもらったりしたのは、いい思い出である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　誰しも安らぎが必要である。しかし、趣味に没頭しすぎてもいけない時、何が精神安定剤になるかわからない。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
五十嵐　由季&lt;/div&gt;&lt;/div&gt;&lt;/div&gt;</description> 
      <link>https://reallcolumn.ko-me.com/%E6%9C%AA%E9%81%B8%E6%8A%9E/%E3%81%A9%E3%82%93%E3%81%AA%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%AB%E3%82%82%E7%86%B1%E3%81%8F%E3%81%AA%E3%82%8C%E3%82%88%E3%81%89%EF%BC%81</link> 
    </item>
    <item>
      <title>満員電車奮闘記</title>
      <description>&lt;div style=&quot;text-align: left;&quot;&gt;今年の三月下旬、地方から上京してきた。小さな田舎町出身の私は、当初、夢の都会暮らしに胸を躍らせていたものだった。しかしこちらで暮らし始めた途端、その期待はもろくも崩れ去った。現実はそう甘くない。大都会・東京の放つ圧倒的なオーラを目の前にして、私はただ立ち尽くすしかなかった。それから約三カ月が経つ現在でも、以前の暮らしとのギャップに狼狽えることが多々ある。&lt;br /&gt;
東京と田舎の違い。挙げればきりがないが、一番違うのはやはり人の数だろう。ちなみに、私の実家のある町の人口は約六千人である。そんな僻地からやってきた私であるから、上京して初めて満員電車というものを経験した。今でも初対面時の衝撃は忘れられない。今回は、そんな田舎者の私と満員電車との出会いをここに記したいと思う。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
一限の必修に出席するべく駅のホームで待っていた私に、その時はやってきた。目の前でゆっくりと停車した電車の中には、信じられないくらいの数の人が収まっていた。噂には聞き及んでいた満員電車だったが、ここまでとは思っていなかった。音を立ててドアが開く。堰を切ったように人が溢れ出す。これで少しは人が減るはずだと私は高を括った。しかし実際は奥に乗っていた人を通すためにドア付近にいた人々が降りていただけであり、人の流れが止まると大多数の人が車内へと大急ぎで戻っていったのだ。&amp;hellip;&amp;hellip;おいおい、そりゃないぜ。これじゃあさっきと全然変わってないじゃないか。数人が降りたとはいえ、空いているスペースはほとんどないように思えた。この時点でかなり怖気づいていた私は、足が直ぐに動かない。そんな私を横目に、後方にいた勇者たちは次々と乗り込んでいく。勇者といっても、この車両は女性専用車なので皆さん女性である。それでもアメフト選手さながらのタックルをかましつつじりじりと車内へ身を沈めていく。もう私は挑戦者からただの傍観者へと成り下がっていた。キャリアウーマンらしき女性が電車に片足をかけ、もう片足のピンヒールで必死に踏ん張りながら車内に滑り込んだ時はもはや拍手を送りたいほどだった。そうしてドアは閉まり、電車はゆっくりと去って行った。ホームに私だけを残して。&amp;hellip;&amp;hellip;完敗だ。やはり何年も東京という都市に揉まれてきた猛者とぽっと出の田舎者とじゃ力量が違う。私は己の無力さを痛感した。しかしいつまでも打ちひしがれている場合ではなかった。なんといっても一限必修がかかっているのだ。私は気を取り直し次の電車を待った。&lt;br /&gt;
一分後にやって来た電車は、運よく先ほどよりも混んでいなかった。ドアが開き、数人が降り、数人が中に戻る。それでも余裕で乗れるだけの場所はあった。緊張しつつ車内に足を踏み入れる。&amp;hellip;&amp;hellip;なんだ、案外いける。さっきのが異常だっただけか。そう安堵した私だったが、そうはいかなかった。次の瞬間、すごい勢いで背中を押され、ドア付近にいた私は一瞬で中ほどへ追いやられた。そこはまさしく戦場だった。とっさに周りを見回したが、掴まれるようなものはない。八方塞がり。四面楚歌。&amp;hellip;&amp;hellip;降参だ、こちらに勝ち目はない。しかし、白旗を上げている私をあざ笑うかのような車掌の「もう少しお詰めくださーい」の声。もう泣きそうだった。お母さん、東京は怖いところです。&lt;br /&gt;
それから目的の駅に着くまでのニ十分もの間、私はこの苦行に耐え続けた。無理な体勢を強いられたために、運動不足の私は翌日筋肉痛になった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
たかが満員電車くらいで何をそんな大げさな、と思う人もいるかもしれない。だが当時の私にとって満員電車はかなりのカルチャーショックで、東京そのものの象徴のようにも思えたのだ。人がたくさんいる。その状況に慣れていなかった私は、それを怖いことのように思ってしまった。まあ今でもそう思うことはある。でも、それはおそらく正しくない。東京には東京のいいところがたくさんあって、それは自分で探しに行かないと見つけられない。怖いからと家に閉じこもっているだけではだめなのだ。満員電車を涼しい顔で乗りこなすくらいの人物にならねばならないのだ。そうなれば、東京に対する見方がもっと変わってくるのではないか。&lt;br /&gt;
そう信じて、私はこれからも満員電車に戦いを挑む。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
髙橋倭子&lt;/div&gt;</description> 
      <link>https://reallcolumn.ko-me.com/%E6%9C%AA%E9%81%B8%E6%8A%9E/%E6%BA%80%E5%93%A1%E9%9B%BB%E8%BB%8A%E5%A5%AE%E9%97%98%E8%A8%98</link> 
    </item>
    <item>
      <title>リアリティとエンターテインメント</title>
      <description>&lt;div style=&quot;text-align: left;&quot;&gt;&lt;div style=&quot;text-align: left;&quot;&gt;　先日、TVで映画「バトルシップ」が放送されていました。私はあまり映画を見る質ではありませんが、「バトルシップ」は1年前くらいにツタヤで借りて見て気に入っています。そんなわけで、放送されていた「バトルシップ」も見ました。ホッパー大尉とナガタ一佐の関係は王道ですし、戦艦ミズーリのジジイ共の登場シーンはいつ見ても燃えます。ジョン・ポール・ジョーンズにしろ、ミズーリにしろ、あらゆる火器を動員した一斉射撃の迫力は心を熱くさせます。端的に言って最高でした。&lt;br /&gt;
　しかし、「バトルシップ」視聴後、驚きました。制作費の割にアメリカでの興行収入は振るわず、批評家による「バトルシップ」に対する評価は散々なものであるということを今更ながら知ったからです。好きな作品が酷評されるというのは多少寂しく感じるものです。それはともかくとして、批評家という人達が具体的にどのような評価をしたのか知りませんが、酷評したこと自体は分からないではありません。はっきり言ってこの映画においてストーリーというものは無いといって良いと思いますし、リアリティとかそういうものもありません。芸術とかそういう観点から見て評価される様な映画だとは個人的に感じないです。「バトルシップ」は、何も考えずにただただ熱くなればいいんだと私は思っています。&lt;br /&gt;
まあ、何も考えずといっても、そういうわけにもいかないのが人情、気になる部分というのは出てきてしまいます。例えば、記念艦として保存されていたミズーリがすぐに戦闘可能な状態に戻され、弾薬の補給も迅速に行われたことです。ミズーリは1992年に退役し、1999年より博物館として公開されていますから、少なくとも10年以上動いていません。そんな艦の機関が大規模な整備もなしに動くのかという疑問が湧きますし、また軍艦の機関というのは1からの始動に数時間かかると聞きます。弾薬に関しても、主砲の50口径40.6センチ砲は現在米軍では使われていません。使っていない砲の弾薬がすぐに多数を持ち出せるような状態にあるとは思えませんし、弾頭だけで１t程度ありますから運搬するだけで多大な苦労が発生します。しかし、こんなことは、見ているとすぐにどうでもよくなります。行き詰っている主人公達の前に堂々とした足取りで現れるミズーリ元乗員のジジイたち、盛り上がるBGM、否が応でも湧き上がる先の展開に対する期待感、そういったものの前では考証の細部に対する不満など些細なことでしかないのです。それを吹き飛ばすような勢いが(酷く大雑把な物言いですが)、「バトルシップ」にはあるのです。もちろん細部の考証を無視して良いと言っている訳ではありません。ミズーリ出撃のシーンにしても、機関に点火する動作や主砲の装填手順を一段階ずつ踏んでいく動作が作品内の空気を盛り上げるのに一役買っていることは確かです。&lt;br /&gt;
どこまでリアリティを求め、どこまでエンターテインメントを求めるのか、ということは非常に難しいことのように思います。もちろん両者が両立することもあるかと思いますが、史実が絡む戦争ものでは中々に難しいように感じます。一部でも戦争のリアルさを追求するということにはどうしても人に生き死にやそれに伴う不条理が絡みますし、戦争というのは退屈になるような膨大な準備上に成り立っているからです。例えば、最近の話だと「フューリー」が分かり易いかと思います。独戦車ティーガーと3両の米戦車シャーマンとの戦闘のシーンなど燃える場面も一部ありますが、全体として戦争のエグみ(残酷さではなく)が濃縮されています。シャーマンなどの兵器面での考証のみならず、捕虜殺害という現実や民間人と軍人との関係性を非常に細かく描いています(もちろんフィクションなので恣意的なリアリティでしかないですし、映し方の問題もある訳ですが)。逆に「バトルシップ」おいては死者の存在に焦点がほとんど当たりませんし、ミズーリ出撃に要する準備は現実よりはるかに端折られています。でもだからこそ、純粋なエンターテインメントとして楽しめるのではないかと思います。&lt;br /&gt;
とまあ、長々と語ってきましたが、要は実在兵器が出てくるバカ作品が好きでして、面倒臭いこと考えずに楽しみたいよねというお話でした。よく考えたら、このコラムで私が度々口にする「ガールズ＆パンツァー」もそういった作品ですね。戦車戦を高校生競技としてご都合設定を盛りまくって爽やかなものに落とし込んでいるわけですから。&lt;br /&gt;
(今年冬の劇場版ガルパンが楽しみで仕方がない３年生高野正俊)&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　非常に遅まきながら一応、「バトルシップ」がどんな映画か説明しておくと、2012年ハワイにて行われている環太平洋合同軍事演習リムパック中に宇宙から正体不明の物体がハワイ沖に落下します。落下物の正体を確認するために主人公ホッパーが乗り組む米海軍駆逐艦ジョン・ポール・ジョーンズ、主人公の兄が艦長を務める同サンプソン、主人公と犬猿の仲であるナガタが艦長の海上自衛隊護衛艦みょうこうの３隻が派遣されますが、突如落下物からバリアのようなものが展開され、3隻は通信面、物理面で孤立してしまいます。そして、隔絶された状況下でホッパーとナガタの共闘が始まる！とかそんな感じのあらすじの映画です。他に主人公の恋人のお話とかチキンブリトーとか色々ありますが、ぜひ「バトルシップ」を見て確かめてみてください。(上の方で若干ネタバレしてるのは許してください)&lt;/div&gt;&lt;/div&gt;</description> 
      <link>https://reallcolumn.ko-me.com/%E6%9C%AA%E9%81%B8%E6%8A%9E/%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3%E3%81%A8%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88</link> 
    </item>
    <item>
      <title>とてもイタイ</title>
      <description>&lt;div style=&quot;text-align: left;&quot;&gt;２０１５年春、東京都にお住まいの大野力さん（仮名）はアンビリバボーな体験をした。この記録を信じるか信じないかはあなた次第だ。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
平日から休日へと日付が変わる真夜中、僕はひどく酔っていた。築４３年のボロマンションの２階に住み始めて一か月半、早くもシャワーから水しか出ないというトラブルに遭い、これからコインシャワーへ向かうところだった。銭湯は高いし、もう一週間近く体を洗っていないから行くしかない。普段はコインシャワー室の小汚さやそこに行くまでの手間を嫌う僕だが、酔ってしまえばコインシャワーすらレジャーのように思えて足取りは軽かった。 &lt;br /&gt;
そうしてふらふらしながらもマンションの階段を下りた。夜中の住宅街に、僕の足音だけが響く。しかし、あと２段のところで足を踏み外し、気が付けば僕はうつ伏せで倒れていた。泥酔しているから派手なコケ方をしたのだろう。右の太ももはひどく痛んだ。痛覚の主張は激しいが、酔っていて意識がはっきりしない。僕は倒れたままさっきの状況を振り返った。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
コッ、コッ、コッ、コッ、コッ、コッ、コッ、コッ、コッ、コッ、コッ、コッ、ズンッ！ &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
僕は青ざめた。大変なことをしてしまったと気づいたとても有名な話だと思うが、階段が１３段の２０１号室に住んでいると、怪奇現象が起こると聞いたことがあった。僕はまさに２０１号室に住んでいて、このマンションの１階から２階への階段は１４段なのである&amp;hellip; &lt;br /&gt;
みなさん、お分かりいただけただろうか。僕はあと２段のところで足を踏み外した。すなわち、ズンッ！まで含めて、計１３段で２階から１階へ下りたわけだ。１３段で地面に到着したということは、２０１号室に住む僕にとって様々な怪奇現象をもたらすスイッチを自ら押してしまったことを意味する。たとえ１４段で階段は作られていようとも、人為を超越するものの前では１３段で下りたという事実それこそが問題であると思った。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
僕は太ももの痛みで起き上がることができなかった。全身が恐怖に包まれ、酔って赤いはずの顔も冷たく感じて震えていた。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
そうして彼女と出会ったのは、それからすぐのことだった。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
痛みと恐怖でゆがんだ顔を目の前の砂利道に向けると、一人の幼女が不思議な笑みを浮かべて立っていたのだ。距離は僕から３メートルくらいか。さっそく幽霊が出たと思う反面、かわいい、と思いちょっと和んでしまった。その幼女は僕に向って、こう言った。 &lt;br /&gt;
「あたしね、飛んできたの。魔法が使えるんだよ。今からかけてあげる」 &lt;br /&gt;
このとき僕は全てをあきらめた。２階、南向き、都心に近く便利、駅から徒歩７分、家賃は管理費込５万５千、風呂トイレ別、２３平米でマンション、古くてもコスパが良くて最高なんて思っていた部屋にはやはりおいしい話ばかりではなかったというわけだ。僕は殺されるのだろうか。涙が出てきた。 &lt;br /&gt;
「ほら、今お兄ちゃん絶望したでしょ。こんな小さい女の子の一言で、お兄ちゃんは涙を流して震えだしちゃうの。あたしの魔法はすごいでしょ」 &lt;br /&gt;
幼女はこう言って数歩近づいてきた。僕の太ももの痛みは、さっきよりも増していた。 &lt;br /&gt;
「君は何者なんだ？」 &lt;br /&gt;
僕は力を絞り出すようにして言った。 &lt;br /&gt;
「きっと後でわかるわ」 &lt;br /&gt;
「何しにきたんだ？」 &lt;br /&gt;
「あたしは何かあった人のところへすぐに行くのが決まりなの、だから来ただけよ」 &lt;br /&gt;
彼女は無邪気にも見え、僕を馬鹿にしているようにも見えた。しかし、そういわれると今までの恐怖は少し消えたように感じた。 &lt;br /&gt;
「僕はこれからどうなるんだ？」 &lt;br /&gt;
「それはあたし次第ね。あたしは困った人を助けることも、その逆もできるのよ」 &lt;br /&gt;
「幽霊なのか？」 &lt;br /&gt;
「うーん、そうかもね」 &lt;br /&gt;
「どこからきたんだ？」 &lt;br /&gt;
「しらないわ」 &lt;br /&gt;
なんだか会話をしていると、普通の幼女と変わらないように思えてきた。彼女はまだ幼稚園児だろうか。もちろん僕は幼女に詳しくないから、彼女のしゃべり方や、ひらひらのついた淡い服や、肩の上でバッサリと切ってある黒髪や、アンパンマンの顔の肩掛けポーチなど、いまどきの幼女として普通なのかはわからない。人間かもわからない彼女について、とてもかわいい、ということだけがわかった。実は僕の好みなのだろうか。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「何かあった人のところへすぐに行くって、さっき言ったよね？」&lt;br /&gt;
僕は聞いてみた。 &lt;br /&gt;
「うん、言ったわ」 &lt;br /&gt;
「君はまるで正義の味方、アンパンマンみたいなのか？」 &lt;br /&gt;
「いやだわあたし、女の子よ&lt;br /&gt;
そう言って笑う彼女は、純粋にかわいいと思った。 &lt;br /&gt;
「じゃあメロンパンナちゃんかな」 &lt;br /&gt;
「そうね、なんだかお兄ちゃんとお話しするの、楽しいなぁ」 &lt;br /&gt;
そうか、さしずめこの痛みはメロンパンナちゃんのメロメロパンチってところだろうか。すでに僕は今の状況が楽しいとさえ思うようになっていた。恐怖は消え、もしかするとこれから彼女との甘い日々が始まるような、春らしい考えも頭に浮かんでいた。しかし、太ももの痛みは変わらず、僕はうつ伏せのまま顔を上げ、彼女は上から僕を見つめているのだった。二人の間には、今もほどほどに距離があった。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「何歳なの？」 &lt;br /&gt;
「しらない。ずっと昔から存在して、これからもずっと存在し続けると思うわ」 &lt;br /&gt;
「死なないの？」 &lt;br /&gt;
「死ぬ、のかな？でもあたしが死んだらみんな大変なことになっちゃうわ。私がいるからみんな怖がって、安全に生きようとして、今の世の中があるもの」 &lt;br /&gt;
やはり意味がわからないが、彼女は偉大な存在なのかもしれないと思った。本当の姿を隠すために、か弱い幼女になりすましていると考えると、特別な違和感はなかった。しかし、もはや本当の姿というのはどうでもよかった。僕は彼女に恋をしていた。つくづく恋は盲目だ、なんて思ったりした。しかも、彼女は僕にこう言うのだった。 &lt;br /&gt;
「お兄ちゃん大好きよ。みんな私を見ると逃げちゃうの。今夜はもっとお話ししたいなぁ」&lt;br /&gt;
痛みで立てないからそもそも逃げようがないわけだが、そう言われて感涙を抑えられなかった。涙の味はいくつあるのか考えながらも、僕はもう一つ質問をした。&lt;br /&gt;
「ちょっと待って。みんなっていうのは、やっぱり君は僕以外のところへ行っちゃうの？」 &lt;br /&gt;
「うん」 &lt;br /&gt;
彼女は寂しげに答えた。 &lt;br /&gt;
「あたしはそういうものなの、お兄ちゃんとこうしていられるのもわずかなの」 &lt;br /&gt;
「そうなんだ、でも今夜だけは一緒にいたい」 &lt;br /&gt;
「ほんとに？」 &lt;br /&gt;
すると彼女はお菓子をもらって喜んでいるような無邪気な表情をつくり、僕のほうへゆっくりと歩いてきた。しかし、手と手が触れ合う前に、僕の我慢が限界を超えた。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「うぁぁぁぁぁぁ！」 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
僕は叫んだ。太ももの痛みが暴れ出したのだ。その時彼女はひどく悲しい顔をしていた、と思う。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「ごめんね、やっぱりお兄ちゃんも同じね。あたしが近づくとみんなこうなって逃げちゃうの」 &lt;br /&gt;
僕は恐怖を再び感じた。やはり彼女は幽霊で、人を恐怖へ陥れる魔法を使うのだろう。彼女を愛おしいと思った自分を恥じた。 &lt;br /&gt;
「立ち去ってくれ！すぐに僕の前から！」 &lt;br /&gt;
僕は痛みと恐怖で顔が引きつり、そう言ったつもりだがちゃんと言葉になっていたかもわからない。酔いはとっくに醒めていたと思う。 &lt;br /&gt;
「ごめんね&amp;hellip;」 &lt;br /&gt;
そして彼女は泣き出した。幼い泣き顔は僕の胸をひどく傷めたが、もうどうしようもなかった。痛みが頭を支配していた。汗と涙が止まらず、彼女もその場で狂ったように泣くばかりだった。 &lt;br /&gt;
「ごめんね&amp;hellip;」 &lt;br /&gt;
そう彼女は言い続けた。しだいに僕は叫ぶ気力がなくなり、しくしくとひたすら痛みと戦い続けた。彼女も同じく、泣き声がだんだん静かになっていった。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
どれくらい時間がたっただろうか。まだ空は暗いままだが、やたらと時間は経ったように感じ、お互いそれ以上一歩も近づきも離れもしない状態が続いた。痛みのあまり、意識ははっきりしなかった。地獄っていうのは、マグマの海なんかではなくて、まだ寒さが残る東京の夜中の、ボロマンションの入り口に存在していたと誰が知っているだろうか。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
やがて彼女は泣き止んで言った。 &lt;br /&gt;
「ごめんね&amp;hellip;もうお兄ちゃんとはバイバイしなきゃ。少しでもあたしと仲よくお話ししてくれてありがとう。またどこかで会いたいな。本当にごめんね&amp;hellip;」&lt;br /&gt;
僕は痛みで返事ができなかった。 &lt;br /&gt;
「最初に言ったよね。あたしはね、魔法が使えるのよ。今からいちばんすごい魔法を使ってあげるわ」 &lt;br /&gt;
僕は死を覚悟した。恐怖を超越したら死しかないだろう。 &lt;br /&gt;
「その呪文をとなえてバイバイだね&amp;hellip;」 &lt;br /&gt;
すでに彼女の顔から幼さが消え、冷淡な微笑が浮かんでいた。だが声はすごく弱&lt;br /&gt;
弱しいから、彼女に対する情みたいなものも僕の中で掻き立てられた、と思う。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
しかしその直後、彼女の顔に幼い無邪気さが再び表れた。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「いたいのいたいの～ とんでけー！！！」 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
彼女はそう叫ぶと、一瞬でどこかへ消えてしまった。同時に僕の太ももで暴れていた痛みも消えた。静かな夜明け前のことである。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「そうか、彼女は、いたいの だったんだ&amp;hellip;」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
僕は泣いた。叫び声をあげて泣いた。頬をつたい口に入るそれは、痛みの味だった。もう太ももの痛みはなかったけれど、心が痛いのだ。こんなときに、彼女は来てくれないのだろうか。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
肌寒いせいか、くしゃみが出た。 &lt;br /&gt;
「ふぃ、ふぃっくしょん！！」 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
それから気が付くと、僕は布団の中にいた。南向きの和室の遮光性の低いカーテンからは、もうそれなりに強い日差しが入っていた。あれは夢だったのだろうか。身体がやたらとベトベトするから、昨晩も結局コインシャワーに行っていないことは明白だった。そして太ももには、昨晩よりは軽いけれど痛みがあったことに、僕はひどく喜んだ。&lt;br /&gt;
「やっぱり彼女がいる！決して近くではないけれど、常に彼女がいてくれる！この痛みよ、消えないで&amp;hellip;」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
あとがき&lt;br /&gt;
それからすぐ大学へ向かいましたが、彼女のせいで上手に歩けず時間がかかり、土曜２限の会議に遅刻したことを謝罪します。しかし、これは僕といたいのとの共同生活の序章にすぎないのです。常識では考えられない出来事、あなたの身に起こるのは、明日かもしれません。&lt;/div&gt;</description> 
      <link>https://reallcolumn.ko-me.com/%E6%9C%AA%E9%81%B8%E6%8A%9E/%E3%81%A8%E3%81%A6%E3%82%82%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%82%A4</link> 
    </item>
    <item>
      <title>プロフィールの話</title>
      <description>&lt;div style=&quot;text-align: left;&quot;&gt;生きる上で「プロフィール」を書かされる場面は、結構多い。&lt;br /&gt;
この前バイト先（某塾）で、チューター紹介の掲示を書かされたのだが、私はこれが嫌いである。&lt;br /&gt;
趣味・特技欄に何を書けばいいのか分からない。&lt;br /&gt;
「読書」？「映画鑑賞」？&lt;br /&gt;
つまらないにもほどがある。（しかし私の趣味はまんま読書と映画鑑賞である。）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
まあこれが身内間の自己紹介なら、正直かつ直球に「男同士の綿密な絆を描くドラマの消費活動（メディアは問わず）」とか書いておけば円満解決だが、公の場でそれはできまい。&lt;br /&gt;
結局、「海外刑事ドラマの鑑賞！」とか、「おいしいお店探し！」とか、きゃぴっとした感じ（？）でやり過ごした。我ながらイラッとするプロフィールである。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
しかし、最近私はプロフィールの途方もない重要性に気付いてしまった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
森辰徳、という男をご存知だろうか。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
いや、絶対知らないと思う。このブログを読む３０人中３０人知らないだろう。もしかしたら１００人中１人は知っているかもしれないが、それはもはや誤差だ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
彼は、「テニスの王子様（通称・テニプリ）」という漫画に出てくる、二次元のキャラクターである。&lt;br /&gt;
物語の初期に主人公たちと対戦する不動峰中のレギュラー選手で、ダブルスプレイヤー。中学二年生の男の子。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
漫画を読んでいて得られるのはこの情報くらいで、正直私は彼をよく知らなかった。人気キャラクターがうようよいるテニプリ界の中で、彼は滅茶苦茶地味な立場にいる。セリフも少ない。出番も少ない。グッズもほとんど出ていない。露出が少ないがゆえ、どんなキャラなのかもよくわからない。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
しかし、しかしである。&lt;br /&gt;
そんな辰徳くんであるが、原作者の許斐剛先生はきちんと、公式キャラブックにプロフィールを掲載している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
それがもう輝いているのだ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
好きな食べ物：そば屋のカレーうどん&lt;br /&gt;
趣味：古本屋巡り&lt;br /&gt;
今一番欲しい物：絶版になった福永武彦の本&lt;br /&gt;
特技：本の朗読（賞をもらったことがある）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;hellip;&amp;hellip;&amp;hellip;&amp;hellip;&amp;hellip;&amp;hellip;&amp;hellip;&amp;hellip;&amp;hellip;なにこれ。&lt;br /&gt;
私こういうの、&amp;hellip;&amp;hellip;&amp;hellip;&amp;hellip;&amp;hellip;&amp;hellip;だいっっっっ好きです。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
そば屋って、そこでうどん食べるの？しかもそれが、あえて明記するほどの好物なの？この世の中いろんな食べ物があるのにも関わらず？うどん屋のカレーうどんじゃ何かが足りないの？気分的な問題なの？&lt;br /&gt;
福永武彦って、え、だって、あの「愛と孤独の文学」を中学二年生にして嗜んでいらっしゃるの？感情が過剰なあの文体を好んでいるの？男女の性愛をひたすら描き続けるあれを？『愛の試み』『草と花』とかが家の本棚にあるの？絶版本が欲しいってことは、もうすでに既刊はほぼコンプリートできてるってことだよね？他に何を読むんだろう、連城三紀彦？&lt;br /&gt;
そしてさらに、本の朗読で受賞したことまであるの？どうしよう、もし読んだ本が宮沢賢治の銀河鉄道とかサンテグジュペリの星の王子様とかだったら、私は即彼に結婚を申し込みたくなる&amp;hellip;&amp;hellip;どうしよう&amp;hellip;&amp;hellip;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
私の中で、不動峰中のモブ選手だった辰徳くん（昔は下の名前すら知らなかった）が、ちょっと不思議な感性を持つテニス部内文学男子という、素晴らしく興味好奇心をそそられる存在に変わった瞬間である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
このプロフィールを読み、彼の隠れた魅力にもだえ苦しみ、とりあえず私はその日、大学図書館で福永武彦の全集本を借りて帰ることにした。そうせずにはいられなかった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
私も彼みたいにキレのあるプロフィールを用意したいものだ。&lt;br /&gt;
くすっと笑えてツッコミどころがあって、人となりやセンスが透けて見えるような何かを&amp;hellip;&amp;hellip;。&lt;br /&gt;
プロフィール、侮れないものだ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
（近江由圭）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;/div&gt;</description> 
      <link>https://reallcolumn.ko-me.com/%E6%9C%AA%E9%81%B8%E6%8A%9E/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%AE%E8%A9%B1</link> 
    </item>
    <item>
      <title>パ・リーグ</title>
      <description>&lt;div style=&quot;text-align: left;&quot;&gt;セ・パ交流戦が終わった。スポーツニュースでは連日のようにセ・リーグの弱さ（今年はセ・リーグ44勝に対してパ・リーグは61勝である）が報道され、6/14には全試合でパ・リーグの球団が勝利を収めるという珍事が発生した。しかしながら、今年だけセ・リーグの弱さが際立ったという訳ではなく、過去10年行われたセ・パ交流戦の中でセ・リーグがパ・リーグに勝ち越したのは2009年の僅か一回だけである。私は&lt;a href=&quot;http://reallcolumn.ko-me.com/%E6%9C%AA%E9%81%B8%E6%8A%9E/%E3%82%BB%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0&quot;&gt;以前の記事&lt;/a&gt;で戦国時代を迎えているセ・リーグの魅力を紹介した。6/21現在で首位から最下位までが2.5ゲーム差でひしめき合っている。けれど、交流戦で野球ファン全員に突きつけられてしまった「結局、セ・リーグはどんぐりの背比べじゃないのか？」という疑問を考えてみると、胸につっかえる何かと共に試合を観戦しなくてはならない。パ・リーグに対して否応なく感じてしまう劣等感に目を背けながら、セ・リーグの試合を見続ける。そんなことをしていたら、まだ長いシーズン野球を楽しめないじゃないか！ならば、ここは開き直って、パ・リーグについて考えてみようではないか！&lt;br /&gt;
ということで、今回の趣旨はズバリ、「セ・リーグファンから見たパ・リーグの魅力」だ。かつての巨人ファンのように、「コイツはいい選手だからウチに欲しい」とかは言わず、あくまで冷静に分析していきたい。結論が「やっぱパ・リーグはすげえや！」となるであろうことはここまで書いている私自身重々承知なわけだが、しばらくお付き合いいただければ幸いである。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
何といってもパ・リーグにおいて注目すべきは魅力的な打者である。統一球が導入されて、ホームランが激減している中、セ・リーグにおいては顕著だった長距離砲の減少が全く見られない。6/21現在で20本の大台に乗せた中田翔（日ハム）と中村剛也（西武）のホームラン王争いを追随するのは、18本を放つ松田宣浩（ソフトバンク）と17本を放つ李大浩（ソフトバンク）の二人である。セ・リーグではDeNAの筒香がホームラン王争いから脱落し、畠山（ヤクルト）がホームラン王争いの独走態勢に入ったのを考えると、パ・リーグにおける長距離砲たちのホームラン王争いは見ごたえのあるものになっている。&lt;br /&gt;
打率では秋山翔吾（西武）と柳田悠岐（ソフトバンク）の二人が飛び抜けており、最多安打のタイトルと合わせ、首位打者のタイトルをどちらが獲得するか楽しみである。とりわけ秋山の安打ペースはかつてのイチローのそれを上回り、活躍次第では、現阪神のマートンが持つシーズン最多安打記録更新も夢ではない。柳田も安打ペースは200本以上を越え、史上初の同一リーグ内200本安打以上複数人達成もありうる状況だ。&lt;br /&gt;
ここまで何人もの名前を上げてきたが、さて、総合的に見て誰に注目すべきか、ということになると、私は柳田の名前を挙げたい。ここまで打率.369、出塁率.463、ホームラン14、打点44、盗塁11と、打撃関係の全ての数字において全く隙を見いだせない。勝負すればホームランを高い確率で放ち、単打にしたとしても、盗塁の可能性がある。しかし、柳田の盗塁に怯えていると、内川・李大浩といった長距離砲に一発を食らう危険性も大きい。投手にとっては、これ以上に怖いプレイヤーは存在しないだろう。&lt;br /&gt;
加えて、体の全てを使って豪快に振っていく姿は見ていて非常に気持ちがいい。柳田のホームランはほとんどがライナー性であり、交流戦では横浜スタジアムバックスクリーンに叩き込んだ一撃がＬＥＤの一部を破損させるという一幕も見られた。&lt;br /&gt;
続いて投手に移ろう。先発ではディクソン（オリックス）と大谷翔平（日ハム）が勝利数8でトップ。防御率も一点代だ。大谷は二刀流として、昨シーズンはプロ野球史上初となる同一選手による10勝・10本を達成し、今年は打撃の方は不振を極めているが、投手としてはかつてのダルビッシュを彷彿とさせる成長速度で伸び続けている。ディクソンは昨シーズンの優勝争いから一転、泥沼の最下位に沈むオリックスの中で、なんとかチームを支えている。&lt;br /&gt;
中継ぎ、抑えでは、とにかく大量に良い選手がいるのがパ・リーグの特徴である。両分野から一人ずつ選手を選ぶと、中継ぎの五十嵐亮太（ソフトバンク）は、投球術に優れ、直球とナックルカーブの使い分けが非常に上手い。加えて、フォームを自由自在に変えて打者を打ち取るのも持ち味である。佐藤ピッチングコーチの敬遠サインに対して首を振り、ランナーを背負う場面でＤｅＮＡの筒香、石川の二人を打ち取るなど、気迫が前面に出ているため、見ていて非常に熱くなれる選手だ。一線で投げ続けるベテラン右腕は今年どのような成績を残すのか。中継ぎとしてここまで防御率.086、14ホールド。首位ソフトバンクの原動力だ。抑えにおいては、松井裕樹（楽天）の名前を挙げたい。高卒二年目の左腕は、今年抑えで覚醒。西武高橋に続く18セーブを挙げており、ここまで許した失点は僅かに2。試合を見ている限りだと、コントロールが定まらず、四球で塁を埋めることはあるのだが、どんなに走者を出そうが、チャンスヒッターたちを三振でねじ伏せる。一つのミスが命取りになる僅差の最終回において、三振でアウトを取れる能力というのは抑えに最も必要なものなのであるが、ここまで極端に三振を取ることに特化した選手は珍しい。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
前回とは違って、今回は選手の紹介のみに留めてみた。優勝争いはソフトバンク、日ハム、西武の三球団が頭一つ抜けているように思えるが、楽天、ロッテも可能性は十分にある。毎年面白く、熱い終わり方を見せてくれるパ・リーグの野球を私もまた、注目して見ていきたい。ペナントレースは折り返しに差し掛かり、ここからいよいよ野球の最も面白い季節・夏を迎える。夏になって成績を伸ばす選手、落とす選手、伸ばすチーム、落とすチーム。動きはさらにダイナミックになっていくだろう。楽しみだ。本当に楽しみだ。&lt;/div&gt;</description> 
      <link>https://reallcolumn.ko-me.com/%E6%9C%AA%E9%81%B8%E6%8A%9E/%E3%83%91%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0</link> 
    </item>
    <item>
      <title>葉書き</title>
      <description>&lt;div style=&quot;text-align: left;&quot;&gt;1年生のときからコラムを書いていて、分かったことがある。&lt;br /&gt;
私は文章を書くのが得意ではないようだ。それではなぜこんなところにちょろちょろ書いているのかといえば、それはひとえに私がRe:ALL製作委員会で編集局に属しているからである。&lt;br /&gt;
ただそれだけの理由で書かれたこのコラムを開いてしまった人は不運だと思うが、しかしそれを見られた私もなかなか精神的ダメージを受けているので許してほしい。&lt;br /&gt;
お詫びというわけではないのだが、ちょっとした話をしようと思う。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
私の住んでいるところは、祖父母が住んでいるところからごく近い場所にある。行きやすいし、なにより可愛がってもらえるのでたまに遊びに行っている。&lt;br /&gt;
小さい頃はお菓子を食べて、犬とじゃれながらマンガを読むのが通常の過ごし方だった。&lt;br /&gt;
しかし最近は私も多少成長したと思ってくれているのか、祖母と色々な話をするようになった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
祖父母は基本的に仲が良い。少なくとも喧嘩しているのは見たことがない。もっともいまさら腹を立てるようなことも、そうそうないのかもしれないが。祖母はしっかり者で、年齢を感じさせないくらい最近の世情をよく知っている。知的で上品なのだが、ふとしたときに見せるお茶目な一面がかわいい。祖父はマイペースな人である。庭いじりとカラスが好きなので、よく餌をおいてカラスを呼ぼうとしている。人の言うことは全然聞かずに、昼間からお酒は飲むわ、自転車で遠出し迷子になり警察のお世話になるわ、やりたい放題である。しかし何も考えていないように見えて、、自分の軸をしっかり持って生きている人である。そして絵がとても上手い。不思議なくらい温かみを感じる絵を描く。ちなみに私はグラコンと言ってもいいくらい祖父母が大好きである。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ある日の夕方、私はふらっと訪ね、お菓子をご馳走になりながらおしゃべりしていた。そのとき、私は祖父母の馴れ初めの話を聞いていた。&lt;br /&gt;
―おじいちゃんとおばあちゃんはお見合いだったんでしょ？&lt;br /&gt;
私は母からそう聞いたことがあった。しかし、&lt;br /&gt;
―あら、違うわよ。おばあちゃんが先輩のお家へおじゃましたときに、たまたまお父さんと来ていたあの人と会ったのよ。それから一緒に遊びに行くようになって、気づいたらお付き合いしていたのよ。&lt;br /&gt;
―えっ、そうだったの？&lt;br /&gt;
祖母は笑って続けて、&lt;br /&gt;
―私はもともと芸術家肌の人が好きだったのよ。おじいちゃんは設計士だったし、今でも毎日絵を描いてるでしょ？結婚する１か月前になると、あの人は毎日はがきに絵を描いて送ってくれたのよ。その日見たものを描いて。それで端の方に、小さく「あと○日」って書いてあるの。今でも、どこかにしまってあるはずよ。&lt;br /&gt;
と言った。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
私はそのとき初めて、この２人が本当に好き合っていたことを悟った。今にして思えば失礼な話だが、２人がお見合いだと思っていたときは、時代性と、いくらかの惰性もあって結婚したのだろうと思っていた。私の見ている祖父は、やりたい放題のせいで祖母にいつも迷惑をかけてそうだったからだ。むろん、それが魅力でもあるのだが。&lt;br /&gt;
その祖父が、結婚前に毎日はがきを送っていたとは意外だった。私の知っている祖父は、好きな人に好きとは真逆のことを言ってしまうタイプなのだ。この話を、祖母がさらっと口にしたのも意外だった。祖母は、自分から恋愛の話をするタイプではないと思っていた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
あの祖父にも結婚前に毎日ラブレターを書いてしまうような一面があって、目の前の祖母にも少女のようにそれを語る一面があって――。そのときの２人の心を思うと、私の心もどきどきしてしまった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
どうか２人が長生きしてほしいと思った。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
これで私の話は終わりである。ちょっとと言ったのにだらだら書いてしまったが、これで失礼しよう。&lt;br /&gt;
ここまでお付き合いくださった方には、失くしていたことさえ忘れていたボタンを見つけるレベルの良いことがあるに違いない。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
佐藤真里&lt;/div&gt;</description> 
      <link>https://reallcolumn.ko-me.com/%E6%9C%AA%E9%81%B8%E6%8A%9E/%E8%91%89%E6%9B%B8%E3%81%8D</link> 
    </item>

  </channel>
</rss>