どうもみなさん、こんにちは。
Re:ALLで(ここのサークル表記めんどくさい。)渉外局長(部下はいません。)をしてます、山名茉仁(まいとって読みます。キラキラネームじゃないです。)といいます。よろしく。
好きなものについてコラムを書け、などと言われました。
困りますね、困りました。
渉外はクリエイティブな仕事を求められない聖域のはずなのに、おかしい。
他の仕事を理由にぐだぐだ逃げ回っていたのですが、考えてみりゃこの企画、僕も言い出しっぺの一人でした。最低。
という訳で観念して書いてます、書いてます、書いてます。
これ以上グチグチしてるとただでさえ一桁くらいしかいなさそうな読者が測定不能な数値になってしまいそうなので、とっとと本題に入りたいと思います。
本題に入るといいましても、この企画、誰に向けてのものなのかよく分かっておりません。
「文化構想」なんて入れましてgoogle先生(goggleじゃないよ。)に探してもらうと、どうやらこのサークルのサイトが上の方にくるらしいですね。(子供の将来を心配して大学探しをしている親御さん達いたらゴメンナサイ。ここ役に立たないです。)
じゃあ将来文化構想学部に入りたい人などがこのコラム読んじゃったりするんじゃないかと一人得心して、未来の後輩に向けて書くような心算で書いてみようと思います。
好きなもの、普通に生きてれば色々あります。
映画観るのとか好きですし、ラーメン食べるのも好きです。野球も観ます。(早稲田に入るならヤクルトスワローズ応援しなきゃ駄目ですよ。)
漫画読むのも、ゲームするのも好きです。
もちろん、嫌いなこともたくさんあります。
「これから生きて行く為にやらなきゃいけないこと」は大体嫌いです。
しかも、僕は人生の使い方がへたくそですので、あんまり効率よく嫌いなことができません。
幸い寝ることも食べることも大好きなので死にはしないのですが、将来定職にはつけなさそうで困っています。
そんな僕が考えることはとってもシンプルです。
「好きなことを仕事にしたい。」
とはいえ、何をすればいいのか。
そもそも、仕事にしたいくらい好きな物なんて、あるのか。
好きって言っても色々ありますもんね。僕はチーズケーキが好きですが、ケーキ屋さんになったらどうせ三日で嫌いになります。実際大好きだった烏龍茶も毎日飲んでたら、水の方がおいしく感じるようになりました。
これから自分がどうするべきなのか、さっぱりわかりません。とりあえず置き石として僕が興味のある物の中から幾つか凄いなと思う話を挙げつつ、考えてみようと思います。
まずは、映画の話です。僕はゾンビ映画が好きです。いや、怖いのは嫌いなんですけどね、グロいのは大好きなので。隣のあの娘の内蔵も、見れるものなら見てみたいですね。
みなさんゾンビ映画はすきですか?
まぁ、「ゾンビすきですか?」なんてデートでしちゃいけない質問トップ100には絶対入ってる系クエスチョンですよね。良識のある女の子なら絶対「嫌!」って答えると思います。
でも、そんな彼女にもおすすめのゾンビ映画があるんです。
『ショーンオブザデッド』という映画です。B級映画好きの人なら絶対知ってると思います。
映画の内容はここでは特に語らないです。TSUTAYAは毎日旧作レンタル100円ですので、気になる人はすぐ借りて見るといいと思います。(GEO関係者の皆様へ。Re:ALLは現在TSUTAYA派を標榜しておりますが、協賛出してくれたら明日にでもGEOのシンパになります。ご連絡を。)
この映画の凄いところは、ゾンビ映画見たこと無い人でも絶対楽しめちゃうところです。こう言うと、ライトな映画なのかな、と思いますよね。でもその内容と言えば、全編コアな(ゴアじゃないですよゴアですけど。)パロディなのだから驚き。
ゾンビ映画大好きな監督が、同じくゾンビ好きの主演と二人で脚本を書いたこの映画、二人の熱いゾンビ愛に溢れています。
普通に考えたらそんな映画、ゾンビ嫌いとか、興味ないって人に見せてもしょうがないですよね。
でも、だまされたと思って観て下さい。TSUTAYAで。本当に面白いですから。俺自身、これが初めてまともに見たゾンビ映画なんですけど、以来地味〜にハマってます。
大体、自分が好きなものの話っていうのは他人に聞かせてもつまらないんですよ、普通。温度差ありますからね。温度差ありすぎて耳キーンなりますからね(適当)。ただ、この映画は違う。「好き」って気持ちだけで、そういう情熱だけで、全く背景知識のないような層にも訴えかける様な、おもしろいって“思わせる”ような、そんな映画になってます。
まぁ、そりゃもっと他に幾らでもマシな評論の仕方があるんでしょうが、ね。僕がこの映画を最初に見たときに感じたのは、そんな感じのことです。何かを好きになるってことが、こんな昇華のさせ方もあるんだなって、妙に感心したことを憶えています。世の中、ゾンビ映画から学ぶこともあるんですよ。
次に、特撮の話です。あ、別に僕自身は特撮好きって訳じゃないんですけどね。子供の頃観てたウルトラQと(昭和生まれとかじゃないですよ。)、後は村枝先生の漫画で得た偏った知識しかないです。(一番好きな怪人はヒトデヒットラー。)
そんな僕ですが、先日(といっても結構前ですね。)特撮博物館に行ってきました。(東京都現代美術館って凄いかっちょいいですよね、何度行ってもワクワクします。)
これがほんと、凄いんですよ。語彙がなくてスミマセン。ほんと、凄い。
何が凄いって、庵野秀明の特撮への愛が、凄い。凄い凄いうるさいですね。でもほんと凄いんですよ。一回ここでゲシュタルト崩壊しときましょう。凄い凄い凄い凄い凄い凄い。
僕はもともと美術館とか行く時は割にガッツリ解説とか読む派なんですが、この特撮展では、冗談抜きに全ての解説を読み切りました。庵野秀明館長自らが書いた解説の数々。その情熱にアテられました。
上でも書いたですが、許容量を超えた愛情って言うのは、時に無関係な人間にも強い感動を与えると思います。そんなにエヴァとか好きじゃない僕ですが(エヴァンジェリンよりも茶々丸の方がかわいい。)、思わぬところで庵野秀明に好感を持たされました。
『円谷英二が始めた日本の特撮は、精巧なミニチュアで作られた町や山や海を舞台に、 怪獣やヒーローやスーパーマシンたちが活躍し、見る者をワクワクさせてきました。
しかし現在、特撮は、デジタル技術の発展と共に形を変え、その価値を見直す岐路に立たされていると言えます。それとともに、特撮の語り部であり、貴重な財産であるミニチュアや小道具などは、破棄され、あるいは散逸し、失われつつあります。
本展覧会は、特撮のこうした状況を何とかしたいとかねてから考えてきた庵野秀明が、「館長」となって「博物館」を立ち上げた、というコンセプトのもとで開催します。』
これは特撮博物館の冒頭挨拶の引用です。凄いですよね。何が凄いかって?このやりとり二度目ですけど、「一特撮ファン」に過ぎなかった庵野秀明が、こういう形で特撮に“帰ってきた”ことが、ただただ、、、“凄い”。
いや、メカゴジラの着ぐるみも凄かったんですけどね。悩める青年の僕には、メカゴジラよりもこっちの方が感慨深かったです。
何かを好きであることの、最も幸せな帰結のカタチであると思います。うらやましいですね。できることなら……。まぁ、イメージすらわきませんけど。
今調べたら松山で巡回展やってるみたいですよ。超朗報です。みんな行った方がいいです。生まれて初めて愛媛に行きたいと思いました。(失礼)
だらだら続けてきました。もう三時回ってます。最初の締め切りから二ヶ月経ってます。編集は怒ってます。ガハハ!(空元気)
次で最後の話にします。もうそろそろ誰も読んでないですよね?じゃあ、一番すきなアイマスの話でもしよーっと。
アイドルマスターと僕の出会いは高校1年の2月です。当時クズで有名だった友人(過去形にしたのは誤りです、今もニートです。)に、無理糞ゲームを買わされたのが始まりでした。
みなさんアイドルマスターは知ってM@Sか?(きもい)
まぁ、僕も説明できないです。それだけ深いんだ!なんてきもいこと別に言いませんけど。自分でもよく分かってないから、言いません。分からないものを分からないままにしておく勇気ですよね。はい。
とりあえず、そういうギャルゲーがあるんだなって思っておいて下さい。ググってもいいですよ。時間あげます。
アイドルマスターの魅力は色々あります。まじめに語るには僕はプロデューサーランクが足りてないので(きもい)、ちょっとだけ、ちょっとだけ書きます。
僕は、アイドルマスターの魅力はフラグメントとしての魅力だと思っています。アイドルマスターというゲームに、そもそもストーリーと呼べるようなものは存在しませんでした。アイドル(ヒロイン)を育てるという大きな流れの中で、ひたすら、アイドルとプロデューサー(プレイヤー)との会話イベントが幾通りもあるだけでした。私たちプレイヤーはそうした個々のイベントの群れの中から、アイドルの個性の断片を見つけ出し、その人となりを想像するのです。
こうして見つけ出した断片と断片の間を想像し、繋ぎ合わせるのがアイドルマスターというコンテンツです。プレイヤーの数だけ、そのアイドル像も存在します。第一作となるアーケードゲームがリリースされてから、その楽しみ方の根幹は変わってないと思います。
唐突にまじめに語ってみました。きもかったですか? すみません。
まぁ、とにかく僕はアイドルマスターが好きなのです。あずささんと結婚して(きもい)、真きゅんに人口呼吸されて(きもい)、いおりんの僕になって(きもい)、美希たそに日々追いかけ回されているのです。(きもい)
僕は一年浪人していたのですが、浪人期間中もずっとアイマスアイマスしていました。
念願のアニメ化(初アニメ化ですよ!初アニメ化!)もあり、僕ははしゃいでいました。
本放送(深夜1時)を観て、2chで評判をチェックし、気に入らないヤツに一通り粘着していました。2週間遅れで配信されるニコニコ動画での再放送も欠かさずチェック、もちろん録画もしていたのでテープがすり切れるまで(嘘です。HDはすり切れません。)何度も観てました。
アニメアイドルマスターは、僕の心を掴んで離しませんでした。(超きもい)
なんでそんなにハマっていたのか、て、まぁ、わかんないです。(笑)
一番の理由は、そうですね、やっぱり、製作スタッフの多くが原作ゲームファンだったことだと思います。
アイドルの私服とか、毎週違うんですよ。製作スタッフ、楽しんでますよね。そうした楽しんでる感みたいなのもとても伝わってきて、あぁ、いいな、って。この人たちは自分と同じものが好きなんだな、って。
ここでようやっと上の話と繋がるんですけど、なにかが好きであることがこういった風にカタチになるって、ほんとうに素敵だと思います。憧れます。
自分はどうして一視聴者ってカタチでしか関われないんだろう。とても悔しく感じたのを思い出しました。一昨年ですけど。
とまぁここまで本当にダラダラ書いてみました。結局とりとめもない(しかも、クッソなげぇ)話になってしまいましたね。後輩に向けてなんて最初に息巻いた割には、口調がうざくなっただけでした。
結局これを書き終わった今でも自分が今後どうすればよいのか、なんて全然分かりません。当然ですね。考えてみよう、なんて言ったくせに想い出話並べただけだし。
でもみなさんにも僕の「好きなことを仕事にしてみたい」って気持ち、純粋な憧れみたいなものですが、少しは分かってもらえたかな、と思います。
とかなんとかいいながら来年には普通に就活してるんだろうなァ。
まぁ、いいや。
小学校の頃からずっと積ん読(死語)してた13歳のハローワークでも開いてみようかな。
おしまい
(山名 茉仁)
PR