どうもこんにちは。夏ですね。執筆現在、試験期間真っ最中!というかコラムの締め切りの当日!外では蝉がガンガン鳴いております。いつから鳴き始めたのでしょうか。時間は僕に気づかれないようにゆっくり、かつ確実に進んでいきます。現に、慣れないスーツを着て、晴れやかな気持ちで入学式に行ってから早4か月。なんなんでしょう、この感覚は。入学当時は四月病に冒されていた僕も、順調に典型的な「大学生」になっていくんでしょうねえ。
そんなことはさておき、このコラム、何を書きましょうかねえ。好きなテーマで、ということですが、こういう「自由」というのは僕を期日ギリギリまで悩ませます。あ、古本屋に行くのが好きだからそれを書こう!…いや、最近ロードバイクを買ったし、それについて書こう!それがいい!…あれ、前に先輩が書いてるなあ、みたいなことを延々とやっていたら締切当日になってしまったわけです。あああ。
ってなことを電車の中で考えてます。嘘です。家で考えてます。じゃなんでこんな嘘言ったのかというと、僕の通学について書こうかなと、たった今唐突に思ったからです。タイトルは「1限のある朝 に」ですかね。
…午前7時半、1限の日の朝は早い。僕は常に戦っている。眠気と、電車のダイヤと。朝、家を出て約15分の徒歩の後、ちょうど良い時間に高田馬場に着くように計算した(乗換案内に計算してもらった)ダイヤの電車に飛び乗る。そうすれば、馬場歩きを含めても授業の15分前には文キャンに着く。ボクッテ真面目ダナー。
え?ちょっと待て。電気トラブルにより現在15分遅れ?んなアホな。僕の完璧な計画があああああ。とりあえずTwitterでもやるか。ちなみにツイート数は少ないので、僕はツイ廃ではないですよ。…………………………やっと来た。ホームに人もたまってちょうどいいイライラモード。こうして僕は企業戦士に交じって満員電車に揺られはじめるのであった。
8時42分、高田馬場駅到着。意外と早く着いたジャン、これなら楽勝っしょ。…いや、僕は大事なことを忘れていた。僕にはメトロもバスの定期もない。うーんどうする。昼のラーメンを犠牲にして切符を買うか、馬場歩きするか。まあ頑張れば文キャンまで15分あれば着くし(?)、ユーテワンチャンアルッショ。
さて、歩き始めると書くことがなくなります。…それにしても朝は1人で歩いている人が多くて居心地が良い。同志にシンパシーを覚えながら大股で道を急ぐ。こういう時はiPodでテンションあがる曲でも聞くのが一番です。自分がPVに出ているかのような自己陶酔に浸れますねー(気持ち悪い)。
それにしても早稲田通りってコンビニが多い。高田馬場駅から明治通りの交差点に着く までにいったい何軒あるんだか。行きはいいですけど、帰りはこいつらモンスターですから。こっちの空腹をいいことに、新宿原宿の「オニイチャン、カッコイイフクアルヨ」とかいうストリート風のキャッチよろしく、僕をしつこく誘惑してきます。この時期は主にアイスで。しかも50メートル間隔という悪質さですよ。まったく、困ったもんです。さて明治通りに着きました。赤信号が僕の焦りを確実に高めてくれます。ただいま8時50分。
ところで、明治通りを渡った辺りから、本キャンが見えてくる三叉路辺りまでを僕は古本通りと呼んでいます(単純)。この時間だと、開店の準備を始めているところもありますね。朝早くからお疲れ様です。今日の帰りは寄るかもしれません。古本屋っていいですよね。古本特有の匂い、少し埃っぽい店内、すべてがいいですね。今年の夏は本買いまくって読みまくりたいなー(どうせそんなに読まない)。
8時54分、本キャンが見えてきました。古本通りを急いだおかげで間に合いそうです。ここから少し坂を下れば文キャンです。東京、というか早稲田の周りって微妙な傾斜の坂多すぎじゃありませんかねえ。僕のような貧脚にはジワジワくるやつですってこれ。下り坂は筋肉にダイレクトにくるんですわ。僕の中では坂多い=田舎ってイメージなんで、早稲田=田舎ってことでよろしくです。
さてと、こんなことをつらつらと書いてるうちに文キャンに着きそうです。ただいま、8時58分。あの先生絶対2、3分遅れてくるんでやっぱりワンチャンありましたね。それでは僕は教室に向かいます。チュス!
…という妄想をしてみました。今も家にいます。日もそろそろ赤くなって、あ、そろそろ笑点が始まる時間です。それでは締めましょう。締め切りも近いし。ありがとうございました。
小林 健人
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